2012年10月5日金曜日

ビオトープ演習:三条の水利用と水路調査

大学も10月1日から2学期が始まりました。
最初の実習は、ビオトープ計画及び環境アセスメント演習です。
この日は、大島下郷土地改良区へ見学・調査に行きました。



最初は、この地区についての説明です。輪中という堤防に囲まれた土地の中での水利用について学びます。


大島下郷地区の揚水機場の取水口です。
取水する期間・量は、決められており河川の水を勝手に利用することはできません。


揚水機場のポンプです。ここで圧力をかけて、各水田へ水を送ります。


水田へ水を引き入れるところが、どこにあるかわかりますか?


パイプ(管)で水が送られて、ここから水を出すことができます。


今度は、排水。田んぼの中には、暗渠排水というシステムがあり、地下水も排水することができます。

最後は、排水機場の見学です。建物が大きいですね!

中は、大きなポンプが3つあり、大雨の際などに信濃川へ排水しています。
三条地域振興局、大島下郷土地改良区の皆さん施設等のご紹介ありがとうございました!


午後は幹線排水路にて、生き物・測量・植生調査です。
網の名前、使い方を大学院生のK君からレクチャーしてもらいました。


水路で調査開始!生き物はどのくらいいるんでしょう?


みんなでドジョウ、フナ、タモロク、メダカ、ウグイ、タイリクバラタナゴ、コガムシ、ウシガエルのおたまじゃくしを捕まえることができました。


1種類ずつ、K君から特徴を説明してもらいました。
とてもわかりやすかったです!


排水路の断面測量です。
翌日、データの取りまとめを行いますが、その記事はまた今度!



サテライト実習:snow peak&新潟エコエネルギー&「粗朶」生産林

1年生向けの地域交流サテライト実習にて、上記の3箇所に行ってきました。

まずは、有名アウトドアブランドのsnow peakです。


なんと、山井社長に講演いただきました。
たくさんのお話をしていただきましたが、新しいことを行っていくことが大事という一言が印象的でした。



わかりにくいかもしれませんが、下側の平らなところが、本社とショップです。
館内が撮影禁止だったため、室内写真はありませんが、本社建物内が見学できるオシャレな構造で一般見学もOKでしたよ。



本社横は、キャンプフィールドです!実際に、テントに宿泊されている方々がいらっしゃいました。一度こちらでキャンプしてみたいですね!



こちらは、直営のショップです。屋根は、本社と繋がっていて一体感がありました。



ショップでは、実際にいくつもテントが設置してありました。2人入っても広~い!
オシャレなアウトドア商品がたくさんあって、とても魅力的なお店でした。

続いては、新潟エコエネルギーへ。
下の商品を作っている会社ですが、何かわかりますか?


こちらは、木を細かく砕いて圧縮した「ペレット」です。
専用のストーブやボイラーなどに使用されています。



工場内を見学させていただきました。木を砕いているので、音が響きます。



ペレットができているところです。表面がつるつるしていますが、接着剤などは一切使わず、木のみで固めているそうです!

最後は、「粗朶(そだ)」生産林です。



山の木が少ない部分で生産されています。人が一緒に写っていますが、大きさがわかるでしょうか。



粗朶について、箕口先生から説明していただきました。
粗朶は、ほぼ新潟で生産されていて、全国に出荷されているそうです。



粗朶とは、広葉樹の枝を束ねたもので、ちょうど粗朶を運ぶところを見ることができました。
何に使われているかというと、治水や治山事業で川の底や岸を保護したりする事業に使われいます。

内容盛りだくさんの1日でした。皆さん、お疲れさまでした~。


2012年9月27日木曜日

育林系実習及び演習 in佐渡:その3

育林系実習の4日目は、演習林 天然スギ内での樹木・植生・土壌調査です。


演習林内には、いろんな形のスギがあるんですよ。


演習林の標高が高いところは、霧が出やすく、この日も発生。


樹木調査は、いつもの測竿を使って、樹高を測ります。
このタイプの測竿は、重くて大変!頑張れ~。


人と比較するとスギの大きさが伝わりますか?


スコップを持って中田先生登場!
土壌調査の位置を選定してくれます。


みんなで植生調査。植物の見落としがないか、よ~く見てみよう。


クリノメータという機械を使って、斜面傾斜と方位を測ります。
森林の立地を考えるときに、大事なポイントです。


頑張って、80センチ掘った穴を中田先生が仕上げてくれます。


仕上がるとこうなります。白くみえるのは、大きな石です。この場所は、尾根で石ばっかりだったため、大変だったね。


土壌断面をスケッチしたら、土のいろんな項目を調べます。
この他に、水分、根の量、構造、礫、砂や粘土量など。
写真は、土壌の色を班別してます。


夜は、名前がわからなかった植物を図鑑で調べる同定作業です。
シダもたくさんの種類があって、難しい~。


今日の結果を班ごとにまとめて、発表に備えます。
地形による違いは、どんなことだろう?


班ごとに発表です!


こちらは、土壌断面の説明中。
夜遅くまで、みんなお疲れさまでした!


こちらは、おまけ。
演習林の風しょう地を見学しました。
今年の冬に林道が崩れてしまったため、復旧工事中です。
(ここからの写真は、TAのTさん撮影です。)


高山植物もかわいいです。



風しょう地から見た日本海(外海府)。
いい眺めでした。

佐渡実習のレポートが長くなっていますが、もうちょっと続きます~。


2012年9月19日水曜日

育林系演習及び実習in 佐渡 :その2

育林系実習@佐渡の3日目です。
昨日と打って変わって、めちゃめちゃ良い天気!


最初は、スギ人工林の間伐です。


雪や風で曲がったり、折れたりしている木を切っていきます。
最初は、倒す方向に受け口(三角の切り込み)作り。
ここが、木を倒すときにとっても大事なポイントなんですよ。


次は、追い口といって、受け口の3分の1くらいの高さから水平に切っていき、必ず受け口が近くなったところで止めます。
全部、一度に切ってしまうと、どこに倒れるか分からないので、危険です。
1人1本ずつ伐採して、午前中は終了。


午後は、坂道を下りて・・・


スギ植栽地の下刈りです。
雑草だらけに見えますが、この中にスギの稚樹があるんですよ。
どこにあるか、わかりますか??


一昨日、自分で研いだ鎌でザクザク下刈り~。
スギを誤って切らないように注意!


今度は、広葉樹の除伐です。
スギの苗を植える場所を確保するためにノコギリで伐採していきます。


ノコギリは引くときに力を入れると切れやすいです。
ちょっと力仕事だけど、頑張ろう!


切った木は、そのままだと邪魔になるので、ナタで細かく切って片付けます。


今度は、植栽。
最初は、技術職員さんの見本です。


植えたら、足でギュギュっと。しっかり踏みましょう!


これで、スギの植栽完了です。
今度は、みんなでやってみましょう。


まずは、充分な大きさの穴を掘ります。



苗の周りの土を踏み踏み。


 植栽できた~。大きく育つかな?


こちらは、根をほぐして、土をかける前。


湿気が多かったから、サワガニが!
左手の軍手の上にいるのが、わかるかな?


最後は、はしごを使った枝打ちです。
かなり上まで登っています。


はしごの上で、上手くバランスをとって、枝を根本から切っていきます。


はしごが届かない枝を切るときに、枝にロープを結んではしご代わりにしてどんどん上に登る練習です。


安全ベルトを着けているので、両手を離しても大丈夫。
(重心を上手くとる必要はあり。)


女子学生もリズム良く登って。。


枝はしごの上で、ピース!

山の仕事編は、これで終了です。
明日からは、森林の植生・毎木・土壌調査に移ります。


演習林の前の、海で遊ぶぞ~!


9月だけど、寒くな~い!
(でも、ちょっと寒そう・・)


みんなで泳いで楽しかったね。


晩ご飯は、お刺身・カレイの煮付け、マカロニサラダ、もずくなどボリューム満点!
佐渡は、やっぱりお刺身が美味しい!

続きは、また今度~。(実習はあと3日続きます)