2013年10月2日水曜日

この樹の名前を言えるかな?@樹木学in佐渡

今回は森林環境学コース2年生対象の樹木学です。7月に2泊3日で実習を実施しました。

 まずは、フェリーで佐渡島へ移動。フェリーが初めての学生も多く、船内を探検したり、カモメにエサをあげたり、過ごし方はいろいろ。
 実習期間が短いため、到着後すぐに実習です!なんと合計で佐渡の樹木100種類を採取。
 手が届かない枝は、高枝ばさみが活躍。
 樹木は、植物標本にできる大きさにカットして持ち帰ります。
 1日目は小佐渡地域で実施。

 実習の楽しみ!みんなで晩御飯☆
 崎尾先生から実習の進め方についての説明。
 
ホオノキでお面を作ったり。。。
 図鑑で植物の名前を調べます。わかりやすい樹は簡単ですが、特徴をつかみづらいとすごく手こずります・・・。この作業を同定といいます。野生植物生態学実習などでも実施してますね。
新聞紙の間にはたくさんの植物!夜遅くなると変なハイテンションに。
2日目は天然スギのある大佐渡、演習林で実施。
 植物の観察方法をみんな真剣にメモ。
 植物そのものだけではなく、標高や環境も判断の材料に。

植物を覚えるためにデジカメも活用。
 この時期はサワグルミの実がすだれの様にぶらさがっていました。
 特別ゲストでミヤマクワガタも登場。自然豊かですね。

途中から霧がかかり前がほとんど見えない状況に。

佐渡の天然スギで一番有名かもしれない金剛杉の見学。迫力あります。
 こちらは別の天然スギ。
植物標本は水分を取るため、新聞紙の交換がとっても大事。

 3日目、植物についての講義など。
両津港で荷物の積み下ろし。みんな荷物いっぱいです。
かなりハードな2泊3日お疲れ様でした。