2012年12月27日木曜日

スギ(コンテナ苗)の植栽@育林系実習

山形県小国町で9月末に行った実習を紹介します。
今回は、コンテナ苗という樹木の植栽では、まだまだめずらしい技術を体験しました。



こちらがスギのコンテナ苗と植栽に使用する道具です。



植栽方法について、説明していただきました。



現地では、最初に等間隔に目印をつけたロープを張って、



印の位置に、専用の道具を地面に押し込んで穴を空けます。
これまでの根っこがむき出しになっている苗の場合、大きな穴を掘る必要がありますが、コンテナ苗は根っこの周りの土ごと植えるため、小さめの穴で大丈夫です。



穴の位置に、コンテナ苗を植栽します。



植栽後の斜面です。ちょっとわかりにくいですが、緑の部分が苗です。

ここからは、おまけ。



作業終了後に、小国町の方から芋煮をごちそうになりました!!
とっても美味しく、身体がぽっかぽかに暖まりましたよ~。



芋煮の後は、鍋にカレールーとうどんを入れて、カレーうどんまでいただきました!

今回の実習は、様々な組織からご協力いただきました。
本当にありがとうございました!

2012年12月20日木曜日

育林系実習及び演習 in佐渡:その4

かなり間が空いてしまいましたが、育林系実習の佐渡実習について最後の記事を掲載しますね。
前日は、天然スギの樹木・土壌調査を行いましたが、今日は金北山です。



金北山の山頂からの眺めです!
佐渡の国仲平野が一望できます。



調査前ですが、みんなで記念撮影です。



ここから、ブナ林を3箇所 調査します。最初の調査地は、樹が太くすらっとしてますね。



次の調査地は、こちら。先ほどより、幹がぐねぐねしてます。距離的にはすごく近い場所ですが、何の影響を受けているのか、考える課題です!



調査の様子、樹がかなり斜立していることがわかるでしょうか。



ブナに座る中田先生です。居心地のよい樹がたくさんあります。



最後の調査地へ突入です!先頭の人が林に隠れて全然わかりませんね。。。



最後は、今まで以上に樹が斜めに育っていました。人が真っ直ぐ立っているので、斜め感実感できると思います。



帰り道に 、平根崎の波蝕甌穴群へ。って読めませんね。「はしょくおうけつぐん」です。
岩に円形のくぼみがあるのですが、詳しい説明はちょっとできないので検索してみてください(汗)。



 佐渡の海岸線は、とっても素敵。



夜は、現地調査の内容をまとめて、検討です。
5日目は、こちらで終了。



6日目に佐渡の照葉樹林見学です。お寺や神社の近くには独特の森林が残っていることが多くあります。こちらは、相川の大安寺。



続いて、長谷寺の照葉樹林です。



みんなで、去年のどんぐりが落ちていないか、捜索中。

こちらで佐渡実習編は、終了です。

2012年12月12日水曜日

『環境コンサルタント企業を知る!』@ビオトープ計画及び環境アセスメント演習

今回は、県内の代表的な環境コンサルタント企業の方々に来ていただき,仕事内容,おもしろみ,苦労などを紹介していただきました。



師走でお忙しいところ、5名もの方に参加していただけました。本当にありがとうございます!






初めは、環境コンサルタントとはどんな仕事をするのか、を説明していただきました。
「社会の問題解決になることがコンサルタントの仕事」という説明では、生活する上で重要な業界だと実感しました。



その後、環境コンサルタントで実際にどのような環境影響評価を実施しているのか具体的に教えていただきました。




後半は、実際に施工された事例を用いて「ワークショップ」です。
住宅造成地へどのようなミティゲーションを計画し、事業主にも納得してもらうかグループごとに考えました。



短時間でアイデアを出し合って、まとめましょう!



グループごとに、企画案を発表です。



模造紙のアップです。こちらのグループは、左下の区画に里地里山空間を創出するアイデアです。



学生の発表後に、実際に造成地にて実施されたミティゲーション方法を教えていただきました。

今回の企画によって得られた経験は、今後の卒業研究や進学・就職活動等にも活かされていくと思います。
師走のお忙しいところ、ご指導いただいた皆さまに御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

2012年12月10日月曜日

身近な事例で環境影響評価の手続きを理解する@ビオトープ計画及び環境アセスメント演習

新潟は12月8日から9日にかけて、今年初めて雪がたくさん積もりました。
今日の大学構内は、下の写真の通り、道路以外に15cmほど雪があります。



そんな中、環境アセスメントをメインとした演習の現地見学に行きました。
担当は、箕口教授です!最初は、新潟市西蒲区から燕市までの国道バイパス建設予定地です。
事業が実施される場所の環境影響評価を実際に試すために、現場のイメージを作ります。



まわりは、水田地帯なのですが、真っ白ですね。。。



風が強く、雪が降っていないのに、積もった雪が風でとばされて、服が真っ白に。
このときの気温は3度でしたが、気温より寒く感じますね。



午後は、太陽がのぞきまぶしい~。
こちらは、新潟市の埋立処分地の見学です。後ろのネットがあるところが過去の埋立処分地です。



遠くに見えるネットと木があるところが、新しい埋立処分地で、既に環境影響評価は終了していて、稼働しています。



最後は、新潟中央環状道路(仮称)の見学ですが、西蒲区から横越までとものすごく範囲が広いため、大半はバスの車中から周囲の状況を見学します。
重要な信濃川の堤防から周囲を見ました。



最後に、みんなで集合写真。

新潟市周辺で様々な事業が計画され、環境影響評価を実施していることを実感できました。
来週は、見学を活かしてグループごとに取りまとめです。