2012年9月27日木曜日

育林系実習及び演習 in佐渡:その3

育林系実習の4日目は、演習林 天然スギ内での樹木・植生・土壌調査です。


演習林内には、いろんな形のスギがあるんですよ。


演習林の標高が高いところは、霧が出やすく、この日も発生。


樹木調査は、いつもの測竿を使って、樹高を測ります。
このタイプの測竿は、重くて大変!頑張れ~。


人と比較するとスギの大きさが伝わりますか?


スコップを持って中田先生登場!
土壌調査の位置を選定してくれます。


みんなで植生調査。植物の見落としがないか、よ~く見てみよう。


クリノメータという機械を使って、斜面傾斜と方位を測ります。
森林の立地を考えるときに、大事なポイントです。


頑張って、80センチ掘った穴を中田先生が仕上げてくれます。


仕上がるとこうなります。白くみえるのは、大きな石です。この場所は、尾根で石ばっかりだったため、大変だったね。


土壌断面をスケッチしたら、土のいろんな項目を調べます。
この他に、水分、根の量、構造、礫、砂や粘土量など。
写真は、土壌の色を班別してます。


夜は、名前がわからなかった植物を図鑑で調べる同定作業です。
シダもたくさんの種類があって、難しい~。


今日の結果を班ごとにまとめて、発表に備えます。
地形による違いは、どんなことだろう?


班ごとに発表です!


こちらは、土壌断面の説明中。
夜遅くまで、みんなお疲れさまでした!


こちらは、おまけ。
演習林の風しょう地を見学しました。
今年の冬に林道が崩れてしまったため、復旧工事中です。
(ここからの写真は、TAのTさん撮影です。)


高山植物もかわいいです。



風しょう地から見た日本海(外海府)。
いい眺めでした。

佐渡実習のレポートが長くなっていますが、もうちょっと続きます~。