2013年6月25日火曜日

持続可能な森林経営演習(その1)

今年も『持続可能な森林経営演習』の見学の季節になりました。
テーマは「川上から川下まで」。
林業の現場,丸太流通の現場,製材の現場,国産材利用の現場など・・持続可能な森林経営と共存する社会の実現について考えるため,いろんな現場に出かけていきます。今回はそんな見学風景を紹介します。

こちらは新潟県森林組合連合会木材共販市場です。山にいかに利益を還元するか,そんな思いをもって素材(丸太)流通のお手伝いをしている,という話が印象的でした。
この説明されている方,他の記事でも登場しているので探してみて下さい。

新潟県職員の方に新しく開設した林道について説明を受けています。よく見ると,ガードレールが白ではありません。


午後は製材工場です。天然乾燥にこだわるマルユーの森山社長に森林と我々の付き合い方について工場を回りながら説明を受けました。
http://www.maruyu88.com/



この日最後は「緑の森」です。緑の森という会社名です。越後スギブランド認証工場としてこの地域では有名な製材工場です。下の写真は乾燥施設の地下を見学している様子です。工場内で出る端材を使った蒸気で乾燥を行うので,化石燃料の使用はゼロです。
http://midorinomori.omokawa.co.jp/

(その2)(その3)も近日中に公開します。