2012年6月19日火曜日

育林系演習及び実習:温見平ブナ天然林

山形県小国町の温見平ブナ天然林に行ってきました。
こちらは、標高400メートルですが3~4mも雪が積もる豪多雪地域で、まだところどころ雪が残っていました。
ブナ林内がどのように世代交代していくのか、地形ごとの樹木の違い(凹地にはヤチダモ、サワグルミ)などを見学しました。

ナラ枯れによって枯れたミズナラです。小国町でもナラ枯れ被害は多く、様々な対策が実施されていますが、それでも枯れてしまうこともあります。

 午後からは、天然林内の林分構造調査を実施しました。樹木の位置、周囲長、階層、樹高などを測ります。
上の写真は、ブナの周囲長を測るために、メジャーを巻いている様子です。
とても大きな木で2人で協力して測りました。
温見平では、普段あまり見ることのできない大きなブナをたくさん見ることができますよ。
最後に全員で記念撮影!
温見平のブナ林は、とても美しく一般の方もたくさん散策にきていました。山形県小国町に立ち寄った際は、是非行ってみてください。